A
近づいた気がした
降り出した雨 微かな匂い
滲むように 霞むように
静かな終わりが遠ざかっていく
B
目を閉じて 頬を伝う
涙のような 切なさは
触れそうなほど 近いのに
消えそうなほど 遠いのだ
S
生まれたての世界が広がっていく
片方だけの思い出と 未完成の愛だけ
それだけでいい
たぶん、きっと
僕が幸せに生きるには
それだけでよかった
A
囁いた気がした
泣きそうな声 その体温も
響くまでは 届くまでは
少しの痛みも誤魔化さないでと
B
目を閉じて 頬を伝う
涙のような 優しさは
笑いたいほど つらいのに
叫びたいほど 柔いのだ
S
生まれたての世界が広がっていく
片方だけの思い出と 未完成の愛だけ
それだけでいい
たぶん、きっと
僕が幸せに生きるには
それだけでよかった
A
許された気がした
降りしきる雨 壊れた傘も
歌うように 笑うように
心の底から痛いと言えたら
S
生まれたての世界が広がっていく
そっと伸ばしたてのひらに 温かなひと雫
それだけでいい
たぶん、きっと
君が心から泣けるなら
それだけでよかった
♪空が泣いたら
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niconico:http://sp.nicovideo.jp/watch/sm32771850
キッタ君さんに使っていただきました!
ブクマつながり
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ひとひらの花びらさえ 運命を待っている
愛しいあなたは 私を置いていく
B
時が経てば色褪せると知っていた
それが一番 悲しいことだったのに
S
どうして? こんなにもまだ
あなたの声がする
いくつの季節を越えて...♪追憶
ナツキ
S
「好きだった」 声なき声と
黄昏に似た 恋が滲んでいく
A
沈みゆく 赤の向こうに
君を見ていた 終わり待つ空
寂しげに 揺れる指先
そっと隠した 淡い黄昏
B
痛みを堪えては...♪君と黄昏
ナツキ
A
涼風 シャボン玉と 君の横顔
滲んだ 優しい微笑みに
B
触れられないままの
恋が浮かぶ
S
満たされるほど 泣きたくなった僕は
まだ 何も知らない
君が愛した 花の名前も...♪僕は知らない
ナツキ
A
ひとりひとつきりの 命を
投げた先で 笑いたいなんて
冗談に紛らせた 本音と
君の声が 悲しい
S
輝いた あの一瞬を
きっとまだ 誰よりも生きたくて
やけに冷たい指先 絡ませた
A...♪Alive
ナツキ
A
小さな君の背を いつしか見上げては
切なくなる日を 知っているけど
今は支えさせて 頭を撫でさせて
涙を拭かせて 抱きしめさせてね
B
いつか離れても 繋がっていられる
それが家族でしょう 何もいらない
S
だから大丈夫よ どこまでも遠くへ...♪家族
ナツキ
A
蔑まれても 前だけを見て
冷たい視線 焼き尽くすほど
B
心には響かない
心ない言葉にも
微笑んであげる 意味もなくそっと
S
まるで子どもの戯言
「誰かお願い愛して」...Gift
ナツキ
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