これは後編です。
前編からお読みください(・ω・)ノシ



うちのふたご #4

(後編)


・・・バタン

とや「ふぅ・・・」
レン「マスター」
とや「ん?」
レン「マスターは、僕のこときr」
とや「ハァァァァァァッ!!!!!」
レン「ど、どうしたんですか・・・いきなり」
とや「神フレーズ(当社比)降ってktkr!!
   今すぐレコーディングするからレン、お前来て!!」
レン「・・・この前約束したんだし、今回はリンに歌ってもらえb

おバカッ( ゜Д゜)ノ====┻┻゜ロ゜)一日2回は本気で死んでしまいますマスター!

とや「お前のための曲なのに何でリンが歌うんだYO!!」
レン「へ?僕、の・・・?」
とや「そうだ。歌詞的にリンには厳しいからな」
レン「あ、そういう、こと・・・ですか」
とや「お前のせいでレンきゅんに歌わせられないんだからしっかり歌え!!」
レン「・・・あの、もう、いいです・・・他の“レン”がいいなら、僕、ここを」
とや「ここを出て行ってどうするつもりだ。
   お前はもう正真正銘の中古品なんだぞ。本社には戻れないだろうが」
レン「知ってて出て行かせる様なこと言うんですか・・・」
とや「お前に出ていくような度胸なんてあるわけねーしな( ´,_ゝ`)プッ」
レン「僕にだって・・・!
   ホントに出ていきますからね!!」
とや「・・・お前は、出ていかないよ」
レン「何でそんなこと分かるんですか」
とや「何でって・・・分かるから」
レン「理由になってないです、それ」
とや「お前、うちに来てどんだけ経つと思ってんだよ」
レン「・・・こんなときばっかり、ずるいです・・・マスター」
とや「ほれほれ、突っ立ってないでレコーディング室にGo!」
レン「もー!分かりましたよ!!」


アンの車・車内

Prrrrrr

ピッ

アン「Oh!!本社デスカー?
   確認シマシタ。ンー、まぁワタシの目の前でも思イッきりブチかましてマシタシー、
   アレじゃあ通報受けテモ仕方ありませんンネー・・・
   Yes,勿論通報の件ハ本人ニハ伏せましタヨー。
   とりあえずこの地区ノ監査役とシテ顔ヲ見せに行っタ事にしまシタ。
   ・・・イエ、問題ハ無さそうデスヨー。
   むしロ逆ニ・・・Yes,なかなかHOTなファミリーデース。
   Mmm・・・シカシ・・・ワタシ達のこの仕事の意義トハ何なのでショウカ。
   外見上だけデその環境の良シ悪シを決めるノハ危険な事ダト思いマース。
   Loveの形ハー、目に見エルものダケでは無いのですカラ。
   大事なのハ相手ヲ信頼スルというコト。思イやるというコト。
   デスカラ、まずワタシ達が信頼のココロを持ツべきデス。
   その意味デハー、ソモソモ監査役ナドー、必要無いト思うのデスガー・・・
   ット、口ガ過ぎマシタカネー、SORRY!!
   タダ、ボーカロイドを欲スルますたーハ、・・・」


_____________________________________

レコーディング室

レン「~♪」
とや「んー、まぁこんな感じかな」
カチャ
リン「コーヒー入れてきたよ(・ω・)ノシ」
とや「サンクス!!よし、休憩ー」
レン「ふぅ・・・」
とや「お前何休憩してんの?」
レン「え、今・・・休憩って」
とや「今日中にレコーディング終わらせるんだから、お前は譜面読んで確認だろうい!!」
レン「そんなー!!僕だって歌いっぱなしで疲れt」
とや「あーあー、ボーカロイドなのに何でこんなにワガママなのかしらー」
レン「ボーカロイドだって疲れるんですよ!!」
とや「お前は疲れない。なぜなら俺がそう決めたからだ」
レン「むちゃくちゃですよ!
   そんなコト言うなら頭の中で今日もらった写真の“レンきゅん”に歌ってもらえばいいじゃないですか!!」
とや「お前実際にそんなことして虚しいと思わないのか」
レン「真面目に返さないで下さい・・・」
とや「はい休憩終了ー( ̄∀ ̄)ノシ」
レン「ちょっと、僕まだ休憩してn」
とや「ほれほれ歌え歌え!!」
レン「マスターのばか!!」
リン「ねーねーマスターマスター、私も歌いたいよー!!」
とや「よし、リンはコーラスに回れ」
リン「まかしときな(≧∀≦)b」
レン「リンはいいよね。色んな意味で・・・」
_____________________________________

アン「ボーカロイドを欲スルますたーハ、ボーカロイドを欲シタその時点デ、ボーカロイドヲ思いヤル気持チを持ってイルということナノデスよ。
   ワタシ達は客観的ニハ使わレル側デスガ、果たシテ“彼ラ”ハ、どう思っているのデショウネ。
   フフフ・・・今日のワタシは少シ喋り過ぎカモ、シレマセーンねー・・・」

ピッ

アン「サテ・・・時間ハ・・・
 
   !?

   Oh!!!!!!
   長バナシなぞしていたせいデー、ジャス●のたいむさーびすが終わってしまいマース!!
   
カチカチカチカチカチカチカチ

チーン
   
アン「マダ本気ヲ出セバ間ニ合ウ時間帯・・・
   フフ・・・海外ボーカロイドエンジンの性能・・・なめちゃいけまセンヨ!!!」



その日●ャスコの食品売り場はいつもに増して荒れたとか・・・
正直どうでもいい
                                  とーや



後日談

レン「結局アンさんのお歳暮って何だったんですか?」
とや「たわし・・・」


次回 #5 愛情捕獲会議

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

うちのふたご #4(後編)

アン「ワタシがこの作品ノひろいんデース」
とや「mjsk」

閲覧数:399

投稿日:2009/02/05 00:34:38

文字数:2,325文字

カテゴリ:小説

  • コメント3

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  • fumu

    fumu

    ご意見・ご感想

    いえいえ、読んでくださればそれだけでとてもありがたいのですよ!
    そして火天使さんの作品もちゃっかり読ませて頂きました←
    とても楽しい一家で読んでてほんわかしてしまいました(*´∇`*)
    しかし漢字のくだりが気になってちょっと色々見て回ったら皆さんとてもお若いのですね><
    なんという才能・・・少し僕にもわけてくだs
    ちょっと本業の曲制作の方で色々修正が山積みなので、こちらの更新はペース落ちると思いますが、ひょっこり新作が上がったらその時はまたさらっと読んで下さると嬉しいですー!

    2009/02/11 22:01:02

  • fumu

    fumu

    ご意見・ご感想

    >>鈍痛さん
    こちらこそお世話になっております><
    そしてアンですよアン!
    僕は個人的にアン大好きでs
    もっとアン曲が増えればいいのに!
    カイト兄さんじゃなくてスイマセンww
    今回は無駄にシリアス入っちゃいましたが、シリアス成分は多分今回と最終回くらいry

    >>逆さ蝶さん
    前編に引き続き有り難う御座いますー!!
    ちゃんと面白くなってるか毎回とても不安なので、そう言って頂けるととっても嬉しいですヽ(*´∇`*)ノ
    アンさんの発音はこれ書いてて凄い疲れますねwww
    レンにはちゃんと優しくしてますよー!
    ただレンは虐められた方が栄えると思うの←
    次回はいつになるか分かりませんが、まったり待っていて頂けると嬉しいですー!!

    2009/02/08 20:32:52

  • 痛覚

    痛覚

    ご意見・ご感想

    こんばんは、鈍痛です。
    いつもお世話になっておりますm(__)m

    まさかのアン登場(笑
    思いっきり笑わせていただきました!!
    次回予告で、てっきりカイトの事だと思ってました(>_<)
    シリアスとギャグのハーモニーがたまりません!!
    たしかに近くにあると便利ですからね、ジャ●コ(笑
    レン君…うん…愛されてるなぁ…がんばれ(^-^)/

    それでは失礼しましす!!

    2009/02/05 00:19:43

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