そう　僕たちも　いつかは死ぬだろう
だけどそれは　50年　100年先の話
ああ　それなのに　まだ生きてるうちに
いつの間にか　葬列を出されてしまったよ

こどもたちが死ぬ様を　想像しろと言うけど
それはつまり　こどもたちに　死んでほしいんだろ？

　己の主張を　押し付けるために
　生ける魂を　棺に押し込む

　次はどうするんだい　僕たちを捕まえて
　どこかの埋め立て地に　捨てるつもりかい

そう　僕たちは　いつの日にか死ぬよ
だけどそれは　全力で生きた後の話
ああ　目的と手段が入れ替わった
ヤツらの手で　死ぬ前に殺されたくはない

鐘鳴らし　経（うた）をうたい　棺かつぐモノたちよ
その濁った目じゃ　自分の醜顔（かお）も見えないんだろ？

　死せる人々を　悼むこともせず
　生ける人々を　屠るモノがいる

　こどもたちを守れと　叫んでるその声が
　未来を殺すことに　気づきもしないで


新幹線で5時間　遠い町での他人事
だから僕たちの心は　どうでもいいんだろ？

　自分のページを　誰かに汚され
　破り捨てられるわけにはいかない

　死せる命への　想いも忘れて
　生ける魂を　葬ってみせる
　そのおぞましさに　気づかないヤツに
　生きる価値なんて　あるはずないだろ

　そんな醜い願い　かなえさせやしないさ
　僕たちはこの場所で　生きてみせるから