ふわり、ふわり、 降り注ぐ色
甘く、あざやかな その彩は
ゆらり、ゆらり、手を振る君の
聞こえないさよなら。


心にある 傷の かさぶたを剥がされても
笑顔を作るため 練習する毎日に

寄り添った 暖かさを
君に会い 初めて 知りました。

ふわり、ふわり、 降り注ぐ色
甘く、あざやかな その彩は
ゆらり、ゆらり、手を振る君の
聞こえないさよなら。

二度と、二度と、出会わぬように
二人、平行線 歩くように
雪が溶けて 流れるように
呟いたさよなら。


心にあく 穴の 隙間に囚われながら
思いなぞる 過去に 埋もれてゆく毎日に

寄りかかる 罪深さを
君に会い 初めて 知りました。

はらり、はらり、散り急ぐ花
まるく、円を描く その彩は
ひらり、ひらり、めくる明日が
途切れゆく玉響

決して、決して、出会わぬように
きつく、繋ぐ手を 離すように
君の 中に 残らぬように
声にしたさよなら。


一人 そして 二人になって
二人 気がつけば 一人きり
わずか 馨る 優しい花を
見るたび 蘇る

ふわり、ふわり、 降り注ぐ色
甘く、あざやかな その彩は
ゆらり、ゆらり、背を向く君が
囁いたさよなら。

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君に咲く彩

君に出会って知ったことを、君から奪わないために。

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投稿日:2018/03/23 03:16:11

文字数:508文字

カテゴリ:歌詞

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