作詞作曲：月（つき）
歌：重音テト

大嫌い　好きとか　言われたら　朝まで眠れないように
以前（まえ）みたく　生き急がず　ただ明けない夜を感じていたい

月の見えない世界で　いつも特急列車に揺られる
今日は　神様に間違い指摘されて
嘘もつけない僕たちは　相変わらず手伸ばして　捕まえる
そうさ　鏡の中手に力込めるのさ

ほら　ぐるぐる回って　きみが輝く世界で
また　ぐるぐる回って　きみが空けた席ならすぐ埋まってって

月の見えない世界で　今もロックンロールに憧れて
そうさ　神様は助けちゃくれなくて
太陽も見えない僕たちは「僕だけは違うんだ」って
鳴りやまない　その声を　抱き続けるんだ

誰も追いつけない　最高速のスピードで
通り過ぎた　駅を背にして
思い出がゆらり　手を振って風に消えてった
…そうか、光はいつだってそばにあるんだ

ゆらめく風に乗っかって　街並を追い越してく
闇の中　大空　雲が散り　　流れてく

またどこかで　月が見えたら　出逢えたらいいな
夜を　ただ　進んでいく