【薫風】


キミの鼻に舞い落ちた花弁 そっとつまんで ボクの鼻に乗せて笑った

あの春は穏やかだった


自転車の後ろに乗せ 立ちこぎした坂道 コンビニの駐車場の 

端に座り話し込んだ



春一番の風に抑えた手のスカート

にわか雨に濡れた髪が 胸を締め付けた



夢の続き探しているみたい 月明りに微睡んでる

耳元で囁くラプソディ 遠い思い出に心馳せる また



肩に舞う花弁とキミの香り 風が包んで

ボクの鼻をくすぐった

あの春は暖かかった



春一番の風が連れて行った温もり 髪も肩も声も全部

この世には無い



指先に宿る思い出が痛い 隣に並ぶ影も今はもう無い

止まったままの 時を溶かす様に

今 暖かな風が吹いた



雲の隙間から堕ちた光 桜並木をすり抜ける風も

和かな陽射しは今でも 何も変わらずに ボクを包んでいる



キミの鼻に舞い落ちた花弁 そっとつまんで ボクの鼻に乗せて笑った

あの春は穏やかだった

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薫風 feat.v4_flower

歌詞です

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投稿日:2024/02/21 18:31:10

文字数:427文字

カテゴリ:歌詞

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