カレンデュラ

透きとおる空
色のない雲
追いかけた光の後

燃えさかるような
炎の姿
咲いたのは黄色い花

遠い土から
ずっと見ていた
光に照らされ咲いた

燃えさかるように
恋焦がれてた
熱が花びらをつたう

心掴む手に力を込めて
甘い蜜が滴り糸をひく

それは
紅い花

私じゃない

あなたに愛される花がある
それがどうして
私じゃないの

選ばれた花も
この世界も
壊れればいい
壊れればいいわ

鈍色の空
響く雷鳴
追いかける光は無く

燃えさかる火が
のたうちまわり
甘い日々 炭に変える

心掴む手が絞り潰して
黒い毒が溢れ体走る

それは
醜くて 愚かな私

あなたに愛される花がある
それがどうして
私じゃないの

選ばれた花も
この世界も
壊れればいい
壊れればいい

光を求めて咲かせたのは
太陽のような
向日葵じゃなく
妬みと悲しみを吸い上げ
咲いていたのはカレンデュラの花

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

カレンデュラ

金盞花の花言葉は「別れの悲しみ」「悲嘆」「寂しさ」「失望」


花言葉の由来はギリシア神話で、こんな感じです。
「水の精(ニンフ)クリティが太陽神アポロンに恋をしました。
しかし、アポロンとレウトコエ王女が恋仲にあり、それをねたんだクリティが王女の父に密告してしまいます。怒った王は娘のレウトコエを生き埋めにしてしまいました。
自分の行ないを恥じたクリティは、9日間地面に座ったまま空をすぎるアポロンをみつめていると、やがてキンセンカに姿を変えてしまったといいます。」

ということで、この花言葉をイメージして作りました。

ゆかりさんの歌「カレンデュラ」
http://piapro.jp/t/xwp_
インスト「金盞花」
http://piapro.jp/t/8cbs

閲覧数:251

投稿日:2018/04/18 23:25:58

文字数:400文字

カテゴリ:歌詞

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