暖かい風が吹き 草が揺れ
俺はまだここにいます
君がいなくなってから
この町は随分と変わり
君と見た景色は
思い出の中の 儚い幻となり
少しずつ… 色褪せていく


頬を撫でる風に
君の温もりを感じ
すぐに冷めていく頬に
暖かい雫がこぼれた


Ah-


幼かったあの時代(とき)
真っ白な君に出会った
恥ずかしそうに笑う君に
俺は人知れず 恋してたのかもしれない




いつの間にか陽は沈み 肌寒く
自分の腕を抱き締めた
濃紺の空の下
町の灯りがついていくのを
俺は眺めるだけ
ただ…見上げた先の 満天の星空は
町よりも 輝いていた


深い草の中で
いつも君は立っていて
俺に気がついて笑う
綺麗な鈴蘭の華のように


Ah-


君が去ってから現在(いま)
君の面影を探して
黒くなった俺の心は
未だこの場所で 虚ろってさ迷っている


Ah-


幼かったあの時代(とき)
真っ白な君に出会った
恥ずかしそうに笑う君に
俺は人知れず 恋してたのかもしれない




いつかまた 会いたいね…

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

鈴蘭

悲しい恋の歌っぽいのを書いてみたかった…。
そして撃沈。←

閲覧数:66

投稿日:2009/12/12 18:37:47

文字数:453文字

カテゴリ:歌詞

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