愛した分だけ嫌われてる　夢見た分だけ笑われてる
何でもないよと目を伏せて　君を想う
歩いた分だけ逃げられてる　歌った分だけ怒られてる
どうにかなるさと諦めて　君を見てる

雨雲が落ちてどこにも行けない

嫌なことに慣れていた　歪んで消えてしまう
巻き込まれなくて一人きりの明日
止まらない坂道で　泣いている君は誰
許されないからとりあえず笑う

嘘つきなんだと嫌われてる　勝ちなどないさと笑われてる
瞳閉じたまま後ずさり　君に願う
近づかなくても逃げられてる　やればやるほどに怒られてる
どうにもこうにも首を振り　君に話す

三日月隠れて思い出せなくて

素晴らしいことですね　壊れてしまえばいい
この街の秘密教えてくれ早く
力不足の部屋で　苦しむこともなくて
ふわふわなままで火を消して眠る

君だけ聞いてほしい　君だけ泣いてほしい
届かない腕を千切り捨てて走る
君だけ歌ってほしい　君だけ笑ってほしい
小さな救いを握り締め祈る

さよなら言わせて

嫌なことに慣れていた　歪んで消えてしまう
巻き込まれなくて一人きりの明日
止まらない坂道で　泣いている君は誰
許されないからとりあえず笑う

明日も土砂降り　濡れたまま笑う