ジャケット

**
何もかもが蜃気楼のように
Everything is like a mirage
そこにあるかのように
As if it were there
見えている。
I can see.
陽炎が僕らを惑わす。
Heat haze confuses us.
私たちは見ようとするものが見える。
We can see what we want to see.
身勝手な習性
selfish habits


A1.
広い電脳空間で
In a wide cyber space
私たちはなぜか迷子になる。
We get lost for some reason.
「正しい」という地図を手に
With the map "correct" in your hand
いつも旅に出た。
We always go on a journey.

答えを探しているうちに
While looking for an answer
「偽物」という罠に捕まる。
Be caught by the trap called "fake".
その後、偏重の毒に
After that, to the poison of bias
私たちの脳が麻痺してしまう。
Our brain becomes paralyzed.

*
**

A2.
私たちの心の中に生じる空虚感。
A feeling of emptiness
that occurs in our minds.
私たちは誰とでもつながるチャンスがあるにもかかわらず
Even though we have the chance
to connect with everyone

小さなモニターの中に広がる
spread out in a small monitor
広大な砂漠のような空間で
In a vast desert-like space
何を求めて放浪するのか
What are you wandering for?
問われると答えられない。
I can not answer when asked.

*B
事実こそがすべての進行方向を決める。
The fact decides all directions.
誰もが常に判断に使う。
Everyone always use it for judgment.
それなのに私たちはそれが事実か否かということで考え込んでいる。
Nevertheless, we are thinking about whether it is true.

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Heat Haze

制作コード、heat haze for SSB
調べたら2005年に制作となっていました。
このSSBというのは何チャラサウンドバウンドの略で、地元のオッサン素人バンド用に作った曲だからforとあります。最初の歌詞は猛暑の街で知り合いによく似た女を探すというような歌詞でしたが、音源CDを渡したものの演奏されたり歌ったりした形跡もなく、20年くらいが過ぎてもう引退もしているだろうということで歌詞を作り替え今の世に合ったような「フェイクニュースの海のや砂漠の中で何を求めて彷徨うのか
すら分からなくなっている」というようなものにしています。

曲はかなり単純で、前奏、ABサビに間奏が2回入るというものになっています。素人のオッサンバンドが演奏することを前提になっているので弾きやすいように音は少なめでテンポも遅めです。
今回ネットにアップを機にいろいろと音やメロディラインの変更をしています。ギターは演奏レベルを上げています。本当はもっと単純なもので元のメロディも多く残しています。
キーボードも60年サウンドのバンド用にEオルガンを使用していてこれも音源を変えています。
サビの後ろでなっている電子音も今回追加しています。歌詞の内容の変更に合わせてそれっぽい音を追加しています。

コーラスはそのままです。ミクが歌うように若干の変更はしています。当時作った時にはボーカロイドはなく、ここに来て歌唱をあてることで初めてそのトータルなサウンドを作曲者の本人も聴いた形です。

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投稿日:2024/02/21 23:58:35

長さ:04:57

ファイルサイズ:4.5MB

カテゴリ:ボカロ楽曲

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