星の海におやすみ

 明日を夢見た僕は
 きっと辿り着けない
 斜めの夏
 君に会いたいと気がついた

 砕けたラングドシャは
 舌に苦みを残して
 ほんの小さな
 仕返しは終わりを告げた

 おやすみ、さびしいこころ
 辿り着けたら最後にしよう
 おやすみ、錆びた世界
 すべて蝕む太陽を
 この手で抱き寄せて


 終着駅の空は
 ひどく無口なまま
 果ての光
 夜の水面に隠している

 さかさまの時計なら
 嫌いにならなくて済む
 白い意識
 ガーベラだけが揺れていた

 おやすみ、哀しみの森
 すべてを終わりにできるのなら
 おやすみ、間違った夜
 幸せな幻ばかり
 瑠璃色に染めて
 さよなら、さびしいこころ
 辿り着けたら最後にしよう
 おやすみ、僕の世界
 今日が終わってしまう前に
 ささやかな祈りを

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

星の海におやすみ

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投稿日:2022/12/24 06:59:00

文字数:360文字

カテゴリ:歌詞

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