澄んだ 夜に消える
甘い白を 溶かした所為だった
濁って 濁って もう見えないけど
まだ息を止めない

きらきら ひかった 欠片をつかまえて
全部隠して 笑ってみせた
沈む泡になる前に
ほら 貴方が 掬って?

ふたり 明日を待って
淋しい夢を見て
緩い 微温い なんてことはない
我儘な 夜明けがあっただけ

そう ただそんなゆめに
甘えて ふわり 沈み込んで 忘れて
呼吸の 仕方さえも そうやって溺れてゆく
その指を 解いちゃ駄目よ 駄目だったのに

きらきら 瞬く 星空のような
願いも とうに 破り捨てて
欠片も遺さず消した この夜が夢の果て

ふたり 夜を抱いて
唯、融かしてく 影
堕ちる 堕ちる きっと満ち足りた
貴方が 救い? 救ってよ
だってここまで 最初からここまで
夢は夢のまま 濁って…
貴方だけでよかった
よかったのにな

いつか 淀みが消えて
青い痛み 滲む淵に
夜は 癒えてゆく
息を そっと止める

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
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Beryl_lyrics

閲覧数:65

投稿日:2022/08/30 22:12:44

文字数:417文字

カテゴリ:歌詞

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