人前で涙を流せないほど
僕は弱い人間だから

悲しい顔をすれば
君のことを困らせちゃうでしょ

笑ったまま泣けたなら
嬉し泣きってごまかせるのかな

嬉しくて泣いたことなんて
また一度もないけど

朝目が覚めたら
なんとなく笑ってみた

今日も一日貼り付けた仮面が
剥がされることはないだろう

感情も伝えられないなんて
人として生まれてきた意味が
皆無

人間の仮面を被った怪物は
苦しみ続ける

弱い自分を弱いままで
ずっと守っていたい

僕らの色さえ間違いなら
どうやって汚れた世界を
信じればいいの

君みたいに人前で泣けるほど僕は強くないし
そこまで自分のこと分かっているわけでもないから

主人公は嫌いなの
転んだり泣いたりしなきゃいけないでしょ
僕にはその隣で笑っている
友人がちょうどいい

大切なものを信じ切ることができないのに僕はこの世界で生きていけるの?

吠え方も覚えていない

どんなに足掻いても
もう元には戻らないんだ

あのあどけない微笑みで
また僕のこと救いに来てよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

怪 物

主人公になりたくない怪物

閲覧数:20

投稿日:2017/04/20 19:10:34

文字数:449文字

カテゴリ:歌詞

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