「サヨナラの彼方」


サヨナラ

キミの 声が 髪が 影が 遠ざかる
はじまりもしない恋 終わろうとしてた

出会いはさ 桜の坂
目で追った 小さな肩

ノートには いつもキミが
笑ってた そう笑っていた

偶然を装って いつものバス
“オハヨ”と言われるたび ドキドキした

だけど明日からは そのバスには
キミはもういないんだ 明日になれば

サヨナラさ

キミの 声が 髪が 影が 遠ざかる
はじまりもしない恋 終わろうとしてた

キミの 声も 髪も 全部 好きでした
告げることもできずに 終わろうとしてた


キミが発つ その日がきた
一睡も できないまま

教室の キミの席は
まるで 時が止まったみたいだ

三時限の途中で 席を立って
無意識に駆け出して 校門抜け

キミの今日発つという駅 改札
たどり着くと そこには小さな肩

キミがいた

キミの 声も 髪も 全部 好きでした
告げるはずのなかった 言葉を叫んだ

キミの 声は 途切れ 涙がこぼれた
“私も…”という声を ベルが掻き消した

サヨナラは
言わないよ

キミの 声が 髪が 影が 遠ざかる
泣き笑いで ぼくら 互い手を振った

キミの 声と 髪と 影と これからも
ぼくたちの はじまりは サヨナラの彼方

列車はホームを離れ
ぼくたちも 離されていく

だけどさ 信じられるよ
はじまりは サヨナラの先

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

【IA】サヨナラの彼方【オリジナル0o0】

ボカロ処女作の歌詞です。

↓動画はコチラ
http://www.nicovideo.jp/watch/sm18188155

閲覧数:194

投稿日:2012/06/27 00:53:22

文字数:596文字

カテゴリ:歌詞

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