すれ違いも、巡り合いも、結局は全て運命なんだ。
《――― Calc. ―――》
全ては筋書き通りだったんだ。
でもさ、僕は悲しみを紛らわせるなんて、そんな強い人間じゃないんだ。
どれだけ悩んでも悩んでも、答えは出なくて。
やっと出た答えは" 犠牲 "を伴うものだった。
それでも良いと思った。もう" 犠牲 "を伴うとしても、其の答えで前に進む勇気が出せると思ったのに。
結局は、其の" 犠牲 "が、一歩前に進む勇気を奪い取っていったんだ。
何時か、君に捧げたあの愛の歌は、今じゃとても哀しいだけの愛の歌に変わってしまった。
そんな愛の歌は要らない。風に吹かれて飛んでいってしまえば良い。
――― 「 僕ら 」が出会えた、あの夏の日まで。
巡り合いも、結局運命で。此れも筋書き通りで。
―― なんて都合よく考えられるのなら、こんなに寂しくはならなかった?
今まで出してきた答えの全ては、滅茶苦茶な" 矛盾 "を伴ってしまった。
今まで出してきた答えで、向こう側へと行けると思った。だから、その答え全てで向こう側へと続く道を、作った。作ったのに。
その滅茶苦茶な" 矛盾 "は、その道を。
消し去ってしまった。
何時の日にか、愛する君へ捧げたあの歌は、繋がりの無い僕らにとっては、とても、とても哀しいだけの愛の歌。
要らない。そんなのは、要らない。風に吹かれて飛んでいけ。
――― 「 僕ら 」が出会えた、あの夏の日まで。
過去も未来も、全部全部無くなってしまえば。
僕も自由に飛び立てるのかな?
いっそ、感情を一つ消せるのなら。
―――『 好き 』を消せば、楽になれるかな...?
君の[ 耳 ]を、[ 眼 ]を、[ 心 ]を。
通り抜けたモノ全てを、何時か知ることが出来たなら、
―――次は、ちゃんと君を―――
―――――愛せるかな。
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