夢の世よ 華の命（めい）よ
一世にこの身散らせまひと
狂おしき闇の夜叉のような
鮮血に舞ふ花の如く 鬼の名を轟かせて
幕に預かられしこの命を
容易く敵には取らせまひと
眼前の敵を切り伏せて
体を血に染め 戦い抜く
お国のため誇りをかけて
簡単にこの国落とさせまひと
自らの身削って 守り抜く
儚く美しい散り行く花
一世に必ず誓った者 何を誇りに何を思ふ
同じ志に集まりし者たちと
この世改め変えて見せよと
固い結束の仲間の元
阿国に抗い戦い抜く
我が恩師の教えの元
必ずもこの世直せようて
自らの身削って 攻めてゆく
国のために戦う者どもよ
志こそ違えど その魂の美しさは
永遠に輝く
夢の世よ華の命よ
一世にこの身散らせまひと…
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