古びた町 人の記憶 息遣いだけ残しては
町並みをかたどって 眠りにつく

ここは僕の故郷だった
もう二度と出ていかないけれど
もう二度と戻ってはくれないんだ

家族も友達も 大切だったものは全て
どこかへ旅立ってしまった 
どこかに流れて行ってしまった
思い出とともに去っていった

あの時を残して

置いていかれた僕らは 今も流れた時を
懐かしんで 崩れかけた階段を上る

錆びた鉄 海の雫 息遣いだけ残しては
あの時を思い出して 眠っている

そこは君の故郷だった
もう一度会いたかったけれど
もう二度とあってはくれないんだ

あいつも君たちも
輝いていたのに全て
どこかへ旅立っていったの
どこかに流れて行ってしまった
時の流れを認めたくない

思い出を残して

錆びた時計が再び
動き出すのならば
あなたにまた
会うことができるのでしょうか

あなたはまた
ここでわらってくれますか

錆びた時計が現す
あの時にあなたは
何を思い 何を考えていましたか

置いて行かれた僕らは
もう二度と知ることはないだろう
遠い昔に変わってしまうだろう

忘れたくないよ 

いつか僕らは忘れてしまうの
あの涙の記憶を この町とともに
あの海に全て消えてしまうの
君の笑顔もとうに かすれてしまった

また会いたいな あの日のように
また会いたいよ あの日のままで

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

廃墟の涙

訪れた故郷で拾ったのは、君の写真だった。

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投稿日:2017/03/23 20:12:25

文字数:579文字

カテゴリ:歌詞

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