1A
都を離れて進む空の下
見た事のない景色が広がる

1A'
何もかも変わってゆく寂しさに
終わりも見えないlong long ago

1B
同じ道は歩けない
私を背負うあなたの
背中越しのあたたかさが
今ではただ苦しくて

1S
想いは白滝のように
渇く心を潤し淵となる

1S'
幾千の愛の中から
生まれてくる涙の泉
Legend of water


2A
雲の上から糸を垂らすような
絡むはずのないあなたとの縁

2A'
天の気まぐれで地上へ降り立つ
私を迎え入れた栗の花

2B
憂いごと覆い包んだ
途切れないその優しさ
瞼を閉じて見ないふり
いつまでも続かなくて

2S
涙は白滝のように
流れ流れて川から淵となる

2S'
幾千の時が過ぎても
この想いを忘れずにいて
栗花落（つゆり）の井戸の水



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※全文ひらがな（一音二文字は[]、「は」「へ」「を」は発音通りに表記）

1A
みやこお　は　なれ　てす　す　む　そらのした
みたこと　の　ない　けし　き　が　ひ　ろがる

1A'
なにもか　も　かわ　あて　ゆ　く　さびしさに
おわりも　み　えな　いろ　ん　ぐ　[ろん]　ぐあご

1B
おんなじみちわある　け　ない
わ　たしおせ　おうあ　なたの
せ　な　か　ごし　のあたた　か　さが
い　ま　で　わた　だ　くるしくて

1S
おもいわし　らた　きのよ　おに　かわく
こ　こ　ろお　う　るわしふち　と　な　る

1S'
いくせんの　あい　のなか　から　
う　ま　れ　て　くる
な　みだの　い　ずみ
れ　じぇんど　お　ぶうぉ　たあ


2A
くものう　え　から　いと　お　た　らすよおな
からむは　ず　のな　いあ　な　た　と　のえん

2A'
てんのき　ま　ぐれ　でち　じょ　お　えおりたつ
わたしお　む　かえ　いれ　た　く　り　のはな

2B
うれいごとおおいつ　つ　んだ
と　ぎれない　そのや　さしさ
ま　ぶ　た　おと　じてみな　い　ふり
い　つ　ま　でも　つ　ずかなくて

2S
なみだわし　らた　きのよ　おに　ながれ
な　が　れて　か　わからふち　と　な　る

2S'
いくせんの　とき　がすぎ　ても
こ　の　お　も　いお
わ　すれず　に　いて
つ　ゆりの　い　どの　みず