君に触れた英雄が
またひとり星に去った
暮らし慣れた住居は宇宙基地になった
願った人体改造さえ夢じゃなかった
人を繋ぐ衛星が
憎らしくまた光った
君を棄てたヤツらを妄想で殴った
ねだった最終戦争など
所詮、絵空事

勝ち取った劣等感だけを
杖代わりに歩いた
叶うなら世界に人生を——

繰り返し間違った
この音楽をまだ彼女は
見たことない笑顔で歌うのかな
こんなマスタリーでも
まだ、まだ、まだ
「独りよがりなんだ」
外野が五月蠅いな
あんたらが僕らの箱庭を奪ったんだろ
そんなヒステリーなんか
ただ、ただ、ただ
消えてなくなれ

君のくれた青春は
夜色の星になった
双眸は捉えず焦燥が積もった
担った恋愛感情まで音に溶けるほど
客の居ない人形劇
台本は高く売れた
出回った粗悪品に
苛立って全部吐きそうになっていた
育った空想庭園さえ
夢にくべる所業

パスポート発行者たちの
声変わりを憎んだ
吼えるより世界に人生を刻めよ

人を呪うような
この音楽をまだ彼女は
恋する少女のように抱くのかな
こんなマスタリーでも
まだ、まだ、まだ
星を落としたいが
力が足りないな
起きたなら全知全能の神に成んないかな
そんなファンタジーなんか
ただ、ただ、ただ
虚しいだけ

世界で一番、僕が■してるのに
夢に一度も君が出てこないんだよ

繰り返し間違った
この音楽をまだ彼女が
何時までも待ち続けてるのなら
こんなマスタリーでも
まだ、まだ、まだ
未だ辞めない
来ないその手に
初めてを何度でもあげたい
こんなマスタリーでも
まだ、まだ、まだ
信じてる

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

歌詞:マスタリー

2019年7月5日に投稿した初音ミクオリジナル曲「マスタリー」の歌詞です。

もし動画と違う箇所がありましたら教えてください

閲覧数:629

投稿日:2019/07/06 00:21:35

文字数:673文字

カテゴリ:歌詞

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