しばらく降り続いていた雨が
虹に変わる頃に
いつも聴いていた歌が
流れ始めてきて
気分がそれで良くなるの
夕暮れには風にさらわれていくよ

ときをこえ鳴り響く君の声が
耳元でささやいて体中を駆け巡る
帰り道 風景の色も変えて
何度でも繰り返し驚いている
いまも聴いている
飽きないで聴いている

全ての変わり続けていく物の
ときを止めるほど
いつも聴いていた音が
溢れかえるなら
なにかが騒ぎ始めるの
手を伸ばす
そこになにもなくても

遥か遠くここに届く君の声が
頭蓋骨 木霊して体中を跳ね回る
バネじかけ 魔法の色を纏い
いつまでも繰り返し驚ろかされる
いまも聴いている
ニヤついて聴いている

なんで気分がそれで良くなるの?
大昔の歌に囚われていくよ

ときをこえ鳴り響く君の声が
耳元で破裂して体中を駆け巡る
この先の風景の色も変えて
元々がどうだったか分からなくなる
ときをこえ突き刺さる君の声が
頭蓋骨 木霊して体中を跳ね回る
知っているのに魔法みたいに
様子を変えて
何度でも何度でも驚いている

いまも聴いている
明後日も聴いている

聴いている
多分
聴いている

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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明後日の魔法

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投稿日:2023/06/09 06:19:43

文字数:490文字

カテゴリ:歌詞

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