目の前にゆくりなく　現れた別れ道
どこまでも変わらない　空の高さが苦い
選ぶこともできず　取り乱してただ立ちすくむ
今も探していたものが何か　思い出せない
季節はめぐり月日は移ろい　営みをまた繰り返す
しまいこまれた大切な日々の　輝きを見つけたら
きっと　見つめかえす

降り止まない雨より　憂いに満ちた瞳
涙こぼれるままに　海の深さがしみる
帰り道を忘れ　疲れ果ててただ立ち止まる
誰に憤りを向けていいか　思いつかない
季節はめぐり月日は移ろい　営みをまた繰り返す
思い焦がれる鮮やかな日々の　瞬きに気づいたら
きっと　照らしかえす

遠い山際まで　見晴るかしてただ立ちつくす
冴えた美しさが　恐ろしくて思い切れない
季節はめぐり月日は移ろい　営みをまた繰り返す
祈り続けた柔らかな日々の　きらめきがこぼれたら
きっと　笑いかえす
季節はめぐり月日は移ろい　営みをまた繰り返す
しまいこまれた大切な日々の　輝きを見つけたら
きっと　見つめかえす