ひとつふたつ約束して
行儀よく皿に盛られた花は
色鮮やかで羨ましい
恨めしそうに見つめる僕を

笑って、お子様にはまだ早いんじゃないのって
笑って、憎たらしくも美しい

天使を装う ずるい人
一生忘れられない贈り物
悪魔の囁き 特別だって勘違いさせる
「日々狂っていくあなたのことが好きよ」
悪魔の囁き 僕を疎む嘘つき

手を引いて歩けるのは
小さな部屋と暗い夜
寄る辺なし、今までも
これから先もあなた次第だよ

かなし、そう思うのは贔屓目なのかしら
かなし、容易く惹かれてしまうのも

他事を装った 酷い人
何もかもが気に食わないんだと
雄弁な瞳は貶すことさえも厭わない
「日々狂っていくあなたのことが好きよ」
逸らすことを許さない

天使を装う ずるい人
一生忘れられない贈り物
悪魔の囁き 特別だって勘違いさせる
「日々狂っていくあなたのことが好きよ」
悪魔の囁き 誰よりも大好き

ふざけた呪文を唱えるなら
どこでだって手を離さないで
あなたは悪人 夜寝る間もなく責め立てて
「日々狂っていくあなたのことが好きよ」
あなたは悪人 髪を梳いて頬寄せる