いいことばっかいっちゃってさー
きみのめにはなにがうつってるんでしょーか
るいはともをよぶー?
いーかげんなこといわないでよねー
みたくもない
もーやだ
ないちゃうぞー
いーもんねー

ねーねー、おはなししません?



あー
ごめんなさいねー
いやー
なんていうんですかー
ほんとごめんなさいー
はいー
ごめんなさいー






神様神様ー
僕は何で生きてるんですかー?

もっと生かすべき人間がいるでしょう

僕なんか生かして何の意味があるんですか?
おかしいですよー
ははっ
神様は馬鹿だから分からないのかー



ていうか、生まれてきてる時点で間違ってるんですよねー
あー
ホント、手続き間違えちゃったー

何でこんなところに居るんでしょーねー
何で僕なんでしょーねー
もっと生まれてくるべき人居たでしょう?
もっとさー
生まれてー、せーいっぱい生きてー、意味ある人生を送れる人がー

なーんで僕なの?
意味分かんないじゃん

ごめんなさーい
ほーんとごめんなさーい
はっはー



《すーぱー言い訳たいむー》

いやー
僕一人が死んだところで世界は何一つ変わりませんしー
だから死ぬ必要もないかなーって
でもだからといって生きてる必要もないんですよねー
いやー
困った困ったー
どーしよっかー

いや何よりねー
僕こんなんですからー
死ぬのが怖いんですよー
生きてるの反対になるのが嫌なんじゃなくてー
死ぬっていうのが怖いんですねー

わー
何の価値もない人間がほざいてるよー
きゃっはー



僕はねー
とってもとってもダメな人間なのです
なーんにもしないよ
人に危害を加えないよ
でもそれは「だめ」ってことらしー
うーん
難しいなー

あとね
クズですよ
とびっきりのクズ
皆に蹴られて公園の隅にでも蹲っておきましょー



今日はにちよーび
暇なにちよーび

毎日暇かー
はっはっはー

お家は狭い畳
ごーろごろ
ろくじょーのお家です
ごーろごろ
ごーろごろごろ
ごーろごろ



きりーつ!
きをつけー!
れーい!
さよーならー



お部屋の隅で学校ごっこ
楽しい楽しいー
だってさー
誰も居ないんだよー?
独りだけの学校だよー?
楽しいなー

おっきな箱にリモコンをピッ
騒がしい音が聞こえてくる
あー
うるさいうるさいー
奥の人がむひょーじょーで話す
誰に向かってお話してるんだろーね

むー
さよーならですか
この世界からさよーならですね
ばいばい
向こうに行っても元気でいるんだよー

ふー
箱の中は今日もたいへんお忙しいのですねー
僕には関係ないから今日もごーろごろ
ばいばいするけど
さよーならって手を振るけどやっぱりごーろごろ



死ぬってさー
皆とばいばいするってことだよねー?
じゃあさー
ばいばいする人がいなかったらどうなるんだろーねー

もー死んでるんだろーねー
はっはー
僕死んでるんだねー
わー
この世界にいるのに死んでるだなんてすごーい
わーいわーい
レアだよレア
すごいでしょー



僕は僕と一緒に居たいです
だってお友達だもん
僕のお友達
それは僕です
誰が、お友達は他人じゃなきゃいけないって決めたの?
そんなの知らないもーん
僕のお友達は僕自身だよー
やったー
いつでも傍に居てくれるね
いつでも僕と同じ気持ちで居てくれるね
喧嘩することもないね
やったー
だいすきだよー



神様ー
ごめんなさいです
こんな僕です
すーはーすーはー息をしますー
ごめんなさいです
僕、とってもとってもしあわせです
こうやって色々考えれます
お友達もいます
ひとりぼっちじゃないんです
生きてるんです

ごめんなさーい



もしも
とーってもとっても大事な人が
ばいばいしちゃったらー
そうだねー
僕の場合はお友達かなー
うん
お友達が死んじゃったとしたらー
とってもとっても悲しーよ
わーんわーん
ずーっと忘れない
死ぬまで忘れない
死んだら忘れるよ

だってさー
頭ばーんってなるでしょー?
そしたら何も覚えてられないよー
お友達のことも僕のことも
神様のこともこの世界のことも
お家のことも箱の中のお喋りさんのことも
この町のことも小さい頃住んでた古いお家のことも
優しかったあの子のことも大嫌いだったあの人のことも
怖かったあのときのこともきれーだったあの景色のことも

大好きだったあの人のことも



ふー
嫌だなー
こんなんだから僕はダメな人なんだよー
昔のこと考えたって何にもならないでしょーに

ははっ
そういや僕に昔なんてなかったんだっけー

知ってる知ってるー
誰よりも分かってるから
よーく分かってるから

僕には友達なんていないし
優しいも嫌いも怖いもきれーも分かんない
だって僕はクズな人だから!

あー
楽しい楽しい!
楽しいよ、この世界は!

こういうときに横に居てくれる人が居たらもっと楽しいんだけどなー

でもなー
そういうのは勝手には出来ないんだよなー
僕が気にかけたら相手もこっちを向いてくれるかなー?






ふー
箱の中でまたお話が始まったー
ふむふむー?
ほー
なるほどー

ばーいばい
さよーなら
またどこかで会いましょーね

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

どこかで他人が死んでいる ……梨本Pの世界観を表現するのは難しいですなー…………

ここまで読んで下さった貴方・貴女
ありがとうございます

まずは素晴らしき原曲様
http://www.nicovideo.jp/watch/sm9375472



衝動書きです
なのでいつもと比べるとかなり短めです

何か感じるものがありました
梨本Pの曲はどれもそうなのですが、優しいです
文章にすると曲の雰囲気が壊れてしまいましたが、書いていて楽しかったです
イメージ崩壊された方、ホントごめんなさい
クレーム受け付けます



御意見・感想頂けると嬉しいです
よろしくお願い致します

閲覧数:340

投稿日:2011/12/12 13:47:10

文字数:2,165文字

カテゴリ:小説

  • コメント1

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  • ゆるりー

    ゆるりー

    ご意見・ご感想

    こういう話は見るのも書くのも好きでs((
    ども。

    アリサさんの曲の解釈ドキドキしながら見てます。
    スイートフロートアパートは爆笑して見てます。
    自分の作品は泣きながら見てます(駄文的な意味で)w

    ふ ん い き は こ わ れ て ま せ ん よ ! ((

    ブクマいただきました!
    では!

    2011/12/12 17:47:55

    • アリサ

      アリサ

      メッセありがとうございます!
      そしてまさかのブクマまで!
      感謝感謝です

      ゆるりーさんの作品も凄いと思いますよ?
      何て言うんでしょうか
      自分には出来ない発想だなぁ、っていうのがたくさんあります
      泣く必要なんてありませんよ^^

      ていうか、雰囲気壊れてないって言ってもらえるのが一番ほっとしますw
      ありがとうございます

      2011/12/13 00:15:11

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