ありふれた願いは今も
果てしなく遠く 浅い眠りの中
消える事さえも出来ずに
深く突き刺さるように
鮮やかな痛みに変わる

傷痕を撫でる貴方は
狂おしく咲いた 赤い薔薇の花

渇いた窓から差し込む月は
淋しくて 切なくて
思い出さえ消えそうで
絡む指先の傷を数えて
恋しくて 泣き濡れて
枯れ果てる迄 此処に居させて


悲しみに目覚めた夜に
会いたくなるのは 忘れたい面影
愛し合うために生まれたのなら
胸を裂く想い どうして痛みに変わるの?

傷付け 傷付いた果てに
咲き誇る花は 白い百合の花

重ねた肌から伝わる涙
消えないで 消さないで
流れる血を止めないで
いつか描いてた明日も 今は
触れないで 見せないで
ただ今だけを抱き締めさせて


汚れた空から降り注ぐ咎
止まないで 閉じないで
この夢から醒めないで
償いの時は久遠の彼方
会いたくて 触れたくて
朽ち果てるまで愛したくて


渇いた窓から差し込む月は
淋しくて 切なくて
思い出さえ消えそうで
絡む指先の傷を数えて
恋しくて 泣き濡れて
枯れ果てる迄 此処に居させて

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

渇いた月夜

https://piapro.jp/t/d6js
の歌詞です。

閲覧数:341

投稿日:2019/11/12 02:26:57

文字数:469文字

カテゴリ:歌詞

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