雨上がりの夕日に
意味もなく手を向ける
この手に握るものがなくても
今日は確かにあるんだ

音楽を始めよう
楽器は何がいいかな
何かを始めたくてうずうずする
この心はまるで恋だ

あのバンドに恋をした
救われない歌詞に恋をした
ギターの音色が耳から離れなくて
もっともっと欲しくなる
あのバンドに恋をした
奏でる姿に恋をした
スネアの音が体に響いて
鼓膜が耐えられないよ


風の強い雨空に
意志を持って手を伸ばす
この手を握る強さが意志の固さ
今日を確かに手に入れる

演奏を始めよう
仲間が集まらなくても
何かを残したくて始めたことだから
この心は燃えてる


あのバンドに恋をした
叫ぶ歌声に恋をした
ギターの音はまだまだ届かなくて
壁が厚いのを知っている
あのバンドに恋をした
奏でる音に恋をした
私はまだひとり
いつか届くかな


晴れた青空に
ギターを持って歩いてみる
万能感はあるけれど
アニメみたいな運命の出会いは起きないよ
だかけどまだ諦めてないから

あのバンドに恋をした
ステージの姿は輝いていた
私はひとりギターを引くけど
いつか追いついて見せる
あのバンドに恋をした
遥か高みに行ってしまった
私はまだひとりギターを引く
私はギターを引き続ける
これしか出来ないから
いつか届くと信じて
好きだと伝えるために

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

ひとりぼっちギタリスト

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投稿日:2023/01/15 23:42:02

文字数:568文字

カテゴリ:歌詞

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