【ココロノート】

a
なにげなく共有する
お互いの 時間が他の何より
気づかないうちに 大切になってしまった

a
さりげなくつぶやいた
その声も 些細な変化ひとつで
心の中身が 手に取るようにわかる

b
君が僕を 案じる言葉が
時々胸に刺さる…

s
無理だと言われることが虚しくて情けなくなって
背中押してくれない君の手が無力に見えて
咎める勇気も 独り立つ強ささえなくして
耳を 塞いで背中向けた

上手く伝わらない気持ちに苛立つこともあって
遠巻きな優しさを裏切りだと思い込んだ
「笑っていてほしい」 その言葉に嘘がないことは
ちゃんと、わかるのに…


a
頼りなく歩き出す
その足を 君は引き止めようとする
届かない距離さえ 超えるように強く

b
その度涙が邪魔をしては
君の言葉を塞ぐ…

s
自分で選んだ忙しい毎日の中だって
力強く支えてくれる君のために進もう
強がりな僕が 時々覗かせる弱虫は
全部、君がくれたギフトだ

限界を決めてしまうことが悔しく思えては
「まだやれる」なんて根拠なく力を振り絞る
不器用でもいい それでもまだ生きていたいから
君が、いる世界(ばしょ)で

c
僕以上にきっと 僕のことをずっと
大切にしてくれたからこそ
ぶつかることを選んだー

s
自分で見つけた忙しい毎日の繰り返し
心砕いてくれた君がいることも忘れて
叱られるたびに 同じように君を傷つけた…

s
弱音を隠した方が強くなれると信じてた
どこかで映画の主人公にでも憧れてた
背負(しょ)い込んだものが 重みを増していく度いつか
君が くれた痛み思い出す

つまらない日々から逃れるために願った世界は
思いの外(ほか)簡単には駆け抜けられないけど
立ち竦む度に 立ち上がるその力をそこで
君に、見ててほしい

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

ココロノート

心地いい高音とどこか懐かしいメロディで、ふと浮かびました。
言葉数が多いから沢山気持ち込められて楽しかったです(´˘`*)

肯定することだけが優しさではなくて
大切だからこそ痛みを分かち合える。

言葉だけでも相手を救えると教えてくれた人の歌。

閲覧数:96

投稿日:2020/10/04 23:44:01

文字数:762文字

カテゴリ:歌詞

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