潮があふれるように
透明な風がやってくる
雲の群とともに 西の空から

月夜 満ちた月よ
するどい光はいつも
黄金の瞳へと

そうして現れる月の輪が
ぼやけた虹色を踊らせる
薄雲に映えた七つ光を
指先に絡めて

月の輪の猫と踊ろう
零時の丸い屋根の上
月暈の天井に下がる
天の川のシャンデリア
かかとを落とさないで 静かに
ただ静かに廻ろう

月の輪の猫と歌おう
光環のレールに沿って
虹色の楽譜を彩って
望遠鏡はささやく 黒猫は笑う
黄金の瞳はみつめる
音のない 月の輪の世界で



*HIRAGANA*

しおがあふれるように とうめいなかぜがやってくる
くものむれとともに にしのそらから

つきよ みちたつきよ するどいひかりはいつも おうごんのひとみへと

そうしてあらわれるつきのわが ぼやけたにじいろをおどらせる
うすぐもにはえたななつひかりを ゆびさきにからめて

つきのわのねことおどろう れいじのまるいやねのうえ
つきがさのてんじょうにさがる あまのがわのしゃんでりあ
かかとをおとさないで しずかに ただしずかにまわろう

つきのわのねことおどろう こうかんのれーるにそって
にじいろのがくふをいろどって ぼうえんきょうはささやく くろねこはわらう
おうごんのひとみはみつめる おとのない つきのわのせかいで

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

黒猫

title:くろねこ

この詩は練習作で不完全です。

月暈とは…http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9A%88

分解して再利用しました。
http://piapro.jp/t/iTh4

閲覧数:297

投稿日:2013/12/15 02:34:14

文字数:566文字

カテゴリ:歌詞

  • コメント1

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  • 歌詞設定作品2

  • ypselon

    ypselon

    使わせてもらいました

    お久しぶりです。

    この詩に曲付けました。少年の合唱に似たものをイメージしてOliverを使いました。(調声がしませんでした。)
    良ければ聞いてください。

    2016/08/14 07:04:36

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