見上げた高架線
灼けたレールの上
近い場所ほど速く
遠い位置ほどゆっくり
移り変わる電車窓の景色
それはまるで人生のようで
毎日を忙しく生きるけど
目標は永らく変わらない
そんなことを考えながら
遠くを眺めてる
「あの時こうしていたら どう変わっただろう」
何気ない 日々の中
目まぐるしく 変わる色模様
慌ただしく 駆ける情報に
振り回される僕達は
他人(ひと)からどう見えるのだろう
でも選択は僕の思うがまま
いつまでも
いつまでも
変わらない過去
考えても
何しても
変わり映えのしない毎日を
刻みながら Ah…
都心環状線を
突き進む鉄の群れ
風切る音は近く
豆粒のような遠く
時間帯で変わる街の顔
それはまるで人格のようで
ころころ表情が変わるけど
心根は多分変わってない
明滅するネオンに囲まれ
刺激探し歩く
「面白いことがどっかで 起きないもんかな」
何気ない 日々の中
著しく 変わる街並みの
騒がしい 人混みに紛れ
すり抜けていく僕達は
この先どうしたいんだろう
その選択も僕の思うがまま
今までも
今までも
転んでばかり
どこまでも
あくまでも
今はまだ道の途中だから
今はまだ Ah…
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