文字だけの会話だったんだ
心を預けて
誰にも言えぬ僕達は
大人になった

言葉に出来ない僕は
まだ夢を見ていた
君にだけは言いたいけれど
怖かったんだ

嗚呼、夢から覚めた後の孤独感
もう、いっその事全部忘れさせてくれ

春が僕等を攫って行く
夜の向こう側へと
何も出来ぬまま見上げた空を
月が今日も綺麗だった

目が合うと逸らしてしまう
情けない僕さ
君の表情さえ分からず
お別れなんだ

嗚呼、放課後のチャイムが鳴っている気がした
もう、そんな事は如何でも良いことさ

時が僕等を消し去っていく
全部抱きしめていないと
何もかもも忘れてしまうから
月を今日も見上げて

土砂降りの中 君を探した
今更なんだ 君を見ていた
消えない鼓動 騙し騙しで
歩いていたんだ だけど想いは

春が僕等を攫って行く
夜の向こう側へと
何も出来ぬまま見上げた空を
月が今日も綺麗だ

誰も君の代わりなんて居ないよ
そんな事分かっていたろ
涙一つ流せやしないから
僕は君を描いたまま

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

月が綺麗だった 

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投稿日:2023/01/14 19:58:59

文字数:434文字

カテゴリ:歌詞

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