君が瞳(め)を閉じたから　僕も口を閉じた
オレンジが広がる時間帯　君の体温だけがぬくもり
君は小さく呟いたね　聞き取れなくて瞳(め)を見たけど
優しく君は笑うだけ　「なんでもないよ」と笑うだけ

たくさんの時間を共有したね　永遠を信じたよ
このぬくもりが続くんだって疑いもしなかったんだ
こんな僕を笑うかい？　君は笑ってくれるかい？

永遠を信じたんだ　君と続く永遠を…



春が夢を追ったから　冬が今を描(えが)く
日常に溢れる愛情が僕ら当たり前だと思ってた
それが儚いシャボン玉だって　壊れてから気づいたんだ
優しい"今"は戻らない　無くなってから全て気づく


「いつまでも一緒に歩いていこう」　この言葉覚えてる？
今では既に意味は無いけど心から想っていたんだ
こんな僕を笑うかい？　君は笑ってくれるかい？



たくさんの心を積み重ねてきた　それだけは変わらない
この愛情が僕らを作りこれからを支えてくれる
だから僕は嬉しいよ　君が笑ってくれるから



ただ愛が形を変えただけ　ただそれだけ
だから泣かなくていいんだよ　いつものように笑っていてね