ガラスを叩いて
葬いに混じって
手に入れたのは
身に有り余る無音の迷路

夜はまだ来ない

林檎を齧って
裸足のふりして
夢に潜れば
陽はまた森へ沈んでゆくよ

夜はまだ来ない

線画をなぞるもおぞましい
ショートケーキの
いちごの眠りを誘う輝き
見逃してる

夜はまだ来ない

夜はまだ来ない


もう忘れちゃった
昨日の寝言も
きみは見ていた
くだらぬ夢も見られぬままに

ぼくの夜空には月が浮かぶよ
欠けっぱなしの
冴え冴え白くてとても似ていて
見上げるだけ

そんな夜はまだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい
  • オリジナルライセンス

夜になれない

夢を見たい、夢を見たいと思いながら這いずる、星の夜です

【追加】
花屋 様に曲を書いて頂きました!
それに伴い、歌詞を少し変更しました。

閲覧数:281

投稿日:2023/01/05 23:33:20

文字数:241文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました