終わりの時間が終わり夜が来る
人々は目を閉じて始まりの時間を待つ
現実(いま)から目を逸らす者たちは
一人光を待つだけ

私はこの時を待っていた
ずっと続けばいいと思っていた

そんな願いは届くことなく
すべて星空が奪い去ってしまう
人の穢れを知らないその輝きたちは
いつしか儚く散り去ってしまう
誰もが夢見た暗闇の宝石
いつしかあれに成れるなら
この時間も許すことができるだろう

始まりの時間が始まり朝が来る
人々は目を開いて始まりの時間を繰(く)る
過去から目を逸らす者たちは
一人光を待つだけ

私はその時を待っていた
永遠に続けばいいと思っていた

こんな思いは届くことなく
宇宙(そら)の青さが奪い去ってしまう
愛おしさを知らない彼(か)の輝きたちは
いつしか静かに消え去ってしまう
誰しもが夢見た青空の純白
いつしか手に入るのなら
この時間も許すことができるだろう

街の街灯(あかり)やネオンにも負けず
光り輝くそらの星
遠くの彼方から私の目に映る
在りもしないずっとを感じるその姿に
どこまでも惹かれて憧れた

そんな願いは届くことなく
すべて星空が奪い去ってしまう
人の穢れを知らないその輝きたちは
いつしか儚く散り去ってしまう
誰もが夢見た暗闇の宝石
いつしかあれに成れるなら
この時間も許すことができるだろう

いつしか君に成れるなら
この時間も許すことができるだろう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

夜星(よぼし)

憤りを感じる日々の中でふと見上げた夜空は、いつもと何も変わりがない。
もしかしたら、今見えている星はすでに消えているかもしれないのに、これからも光り続けると思わせる輝き。
キラキラとそこにあるだけでひとの心を動かす存在は、すごく憧れる。

あんな存在に成れたら……

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投稿日:2020/04/01 10:13:38

文字数:596文字

カテゴリ:歌詞

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