スキのキライ
ホントのウソなの
ヒミツはそこにあるの

気にも留めてなかった普通の友達が
今頃になって引っかかりだした
帰りの電車で一緒になっても
ヘンな空気になって頷くばかり
まさかまさかなの？
ひょっとしたらなの？
こんな人を好きになるのかなぁ
自分が分からないんだよ
ずっと夢見ていた憧れの彼氏像
ゼンゼン違う
幼なじみで
どんな人かも
良いとこも悪いとこもね
分かってるし
お互いにね
だから尚更なのに
黙ったままの
あたしをよそに
マンガを読んでニヤケテル
もう誰のせいなのよ

想像してみた
あたしがあなたのカノジョさんになって
付き合ったならば
３時間粘って頑張ってみたが
どうやら時間の無駄だったみたい
ピンとこないのよ
むしろ逆にねえ
そもそもだよ
あたしがこんなに
悩まなきゃいけないんだよ
ワカッテイルクセニ
ドウシテショウジキニナレナイノ？
ホントのキモチと
ウソのキモチが
交錯しながら行ったり来たり
スキキライスキ
スキキライスキ
どっちがホントなのかなぁ
告っちゃいなって
止めときなよって
頭の中がカオスになって
どうすればいいんだよ

いつからだろう
ホントは気づいていた
知らないふりをしていた
（キヅイテタ）
（シランプリ）
（シテタンダ）

幼い頃によくやっていた
公園の花を手に取り
スキキライスキ
スキキライスキ
どっちが出ても決まっている
あと５分後にここへやってくる
幼いころから知っている
あなたに残りの一枚の花びらをあげるよ
このキモチあなたに届け