見捨てられた春の花が
ココロを宿し始めてる
幾つものため息
飲み込み
我慢してきたよね
僅かなズレでキミの
胸の震え感じてたよ
ずっと忘れていた
淋しさも
大切にしていこう
キミと過ごす温もりが
生きるにおいがしてた
後ろめたさ 隠したまま
枯れていく その先も
そばにいる
朝と夜を繰り返してる
何気ない日常がいい
長く伸びたキミの
髪が揺れていた
お下がりの服を二人
並べて笑っていた
ボクの中にキミがあって
掌はいつまでも 温かい
ありがとう
過ぎゆく日々にまた一つ
終わりを重ねているけど
だからこそ今のキミを
大切にしたい
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