丘を行く人よ 
留まることを許されぬまま
残酷な神様の下で
恋い慕う旅人

ひとりきり 淋しさに耐え
いつまで居場所を探して行くの?
夜に吹いた優しさが朝を連れてくる

太陽が貴方を照らすまで
風は哀しみ撫でる
触れられぬ涙 涸らしてしまいたい
幸せに抱かれ守られた愛の中
眠れるように

幾度なく過ぎる
四季を数え咲き誇る花
淡い香りは海を越えて
たどり着く旅人

年月は町並みを変え
思い出の名残探して行こう
不意に響く鐘の音は彼の為に鳴る

一片の命よ舞い上がれ
風は祈りを運ぶ
形なき声が咽び泣き続ける
鮮やかな青空 彩る木々の下で
眠れる丘に

永遠が語り継ぐその日まで
風は全てを包む
何度でも涙 涸らしてしまいたい
幸せに抱かれ守られた愛の中
眠れるように

[ひらがなver.]

おかおゆくひとよ 
とまることおゆるされぬまま
ざんこくなかみさまのもとで
こいしたうたびびと

ひとりきり さびしさにたえ
いつまでいばしょおさがしてゆくの
よるにふいたやさしさがあさおつれてくる

たいよおがあなたおてらすまで
かぜわかなしみなでる
ふれられぬなみだ からしてしまいたい
しあわせにいだかれまもられたあいのなか
ねむれるよおに

いくどなくすぎる
しきおかぞえさきほこるはな
あわいかおりわうみおこえて
たどりつくたびびと

としつきわまちなみおかえ
おもいでのなごりさがしてゆこお
ふいにひびくかねのねわかれのためになる

ひとひらのいのちよまいあがれ
かぜわいのりおはこぶ
かたちなきこえがむせびなきつづける
あざやかなあおぞら いろどるきぎのしたで
ねむれるおかに

えいえんがかたりつぐそのひまで
かぜわすべておつつむ
なんどでもなみだ からしてしまいたい
しあわせにいだかれまもられたあいのなか
ねむれるよおに

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

風がうたう物語

「風はいつも、貴方のそばに」

閲覧数:519

投稿日:2014/02/04 16:02:22

文字数:769文字

カテゴリ:歌詞

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