暖かい湯気が立ちこめる小さな箱
水音が反響して反響して

髪がカーテンのように垂れ下がって視界を狭める
染みこむ温かな水が
髪を伝う
頬を伝う
目から溢れる

感情が溢れ出した様な気がして瞼閉じる
狭い箱の狭いカーテンの中でただ一人
感情制御ってどうやるんだったっけ?
反響する水音気持ちまでもかき消して

モヤモヤさえも洗い流せてしまえたら


暖かい湯気が立ちこめる小さな箱
全てが静かになり静かになり

髪がカーテンのように束ねられて視界が広がる
流れ落ちる冷たい水が
集まってる
頬を伝う
湯船に落ちた

感情が崩れ出した様な気がして瞼閉じる
狭い箱の明るい視界の中でただ一人
感情なんてどうしたらなくせるの?
波紋する水音気持ちまでも広がらせる

グチャグチャなんて消えてしまえば


箱の扉をユックリ開いて
自分の扉を静かに閉じて
溢れる水を伝う水を
すべて拭って隠してしまおう

そうすればほら何時ものボクだ
暖かい悲しいいつもの……

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

温かい水の箱


流せてしまえば楽なのにな

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投稿日:2012/01/08 22:12:39

文字数:425文字

カテゴリ:歌詞

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