帰り道ふと気がついた
あの子が一人でいた
それはとても悲しいことで
駆け寄り手を伸ばした

だけどその手ははじかれ
側に来るなと言った

蝉の声がうるさく聞こえた夏の日
隣に黙って座った
寂しくないようにと

いつもより早く帰り
あの子に会いにいった
それを何度も繰り返し
やっと友達になった

だけど何故かあの子は
目の前から消えた

蝉の声が聞こえない夏の終わり
いつもの場所で座った
また会えると信じて

雨の中一人座っていると
突然雨がやんだ

蝉の声がうるさく聞こえた夏の日
手を伸ばしてよかったと
心から思えた

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伸ばした手

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投稿日:2009/06/11 19:53:23

文字数:263文字

カテゴリ:歌詞

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