星空が雲で覆われた
「今日も降るのかな？白い妖精」
街中が光で照らされた
年に一度のカーニバルだよ

(イルミネーション)
夜の電車に君は運ばれてく　(流れ星のように)

クリスマスツリーをその場に溶かしていく雪に
ついて行くようにサンタはやってくるんだね
その背負った袋は子供の夢を詰め込んでいる
真夜中のイルミネーション
君を想いながら見てるんだ

雪がほら街を覆っていく
白へと色を移し変えて
「今日はほら、クリスマスさ」
君は後ろから声をかけた

(イルミネーション)
夜の電車は終発に近づいた
(時は流れていく)

ホワイトクリスマス
その場所を溶かしていた雪は
幻のように時間も飲み込んでいくの
この滲んだ世界は子供に夢を教えた
真夜中の奇跡だって少しずつ終わりを告げていく

クリスマスツリーをその場に溶かしていく雪に
ついて行くようにサンタはやってくるんだね
あの小さな夢には誰かのことを想っていく
この街の背景たちとともに幸せを願っているの
夜だけの不思議なプレゼント