セリフを考えてて、
口から、もうすぐ出そうで
喉の奥に詰まっていて
肺の中が苦しくて
セリフが浮かばなくて
なんとか、もうすぐわかりそう
愛は奥に詰まっていて
恋の仲は苦しくて
きっと
きっと
もうすぐおわる

「もう、遅いと思うんだ」
それだけの言葉が出ないや
いまも燦々と煌めいた日々はそこにある
「もう、コピーだらけでさ」
そんな後悔も無い世界を
なんで一人で歩いてきたのかな、僕は僕は
 
あぁ僕は馬鹿だセリフがわからなくて
氷つくような痛い空気を
吸っては吐いて世界を白くした
そうやって気づかないままでいようと
がんばっている僕を見てさ
「強がらないで」なんて、なんて、
君は世界を白くして笑った
 
ふん、そっか。って済ませられたら
僕は今でも君の好きだった音楽を聞かない
うん、そうね。でわけてゆけないの
だから、手をつないでいてよ
 
ねぇ、いとしいきみよ
僕らまた鉢合わせるだろか
「むかし永遠があった世界があったらしい」
「でも、君はわかってるよ」
そんな永遠のある世界を
僕らは二人で歩いていけないよ、なんてなんて。
 
あぁ僕は馬鹿だ君が泣き虫だなんて
呆れるような飛んだ勘違いを
吸っては吐いて君が泣いたのは
こうやって自分の為に泣けないような
意気地無しの僕の為に
「強がらないで」なんて、言って
君は僕の代わりに泣いた

セリフを考えてて、
口から、もうすぐ出そうで
喉の奥に詰まっていて
肺の中が苦しくて
セリフが浮かばなくて
なんとか、もうすぐわかりそう
愛は奥に詰まっていて
恋の仲は苦しくて
きっと
きっと
もうすぐおわる
 
白かった世界
越えかけた境界
偽った約束
消えちゃった未練
最後のランデヴー
嘘つきの僕ら
感情の列挙は
もう手をすり抜けた
 
あぁまだ行かないで青空に消えてゆく端に
幻みたいな赤い風船が
遠くへ遠く世界の彼方へ
こうやって手の中にあったものはまるで
意気地無しの僕の末だ
「さよならまたね」なんて、風に
君は小さく呟いてるんだ

あぁ僕はまただセリフがわからなくて
氷つくような痛い空気を
吸っては吐いて世界を白くした
そうやって気づかないままでいようと
がんばっている僕を見てさ
「強がらないで」呪い、なんだ
君は世界を白くして笑った

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

台詞

さようならが言えない偽善感たっぷり男の子の歌です

閲覧数:21

投稿日:2024/04/05 20:55:01

文字数:956文字

カテゴリ:歌詞

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