黒いヘッドフォンが 告げてくる
「首を締めて差し上げよう」
「どうして?」って問い掛けると
私がそれを望むからだと答えた
黒いウォークマンに 詰めている
電子音の歌声だけが
これからを示すのだと
自分に無理に言い聞かせた三年後
あたかも世界は優しい
そうだきっと明日も変わらない
そう願ってヘッドフォンをした
耳に流れる少女の歌
“オキノドクサマ”のフレーズ
好きな声が嫌いな言葉を吐いた
“カワイソウニ”と呟く
もう どうしようもない感傷
黒いヘッドフォンは 笑っている
「耳を塞いで差し上げよう」
「ありがとう」って礼を言うと
私はなぜか救われてる気になった
黒いツインテールは 切り落とした
父と母のカスガイじゃない
存在が罪だったのだと
自分がイヤに聞き分けていたあの頃
あたかも世界は易しい
実に単純にできている
ずっと首に着けてる枷が
やけに頼りに思えたんだ
“オアイニクサマ”嘯(うそぶ)く
好きなことも嫌いなことも我慢だ
“サイテイダネ”と喚いて
もう どうにもなんない感傷
黒いヘッドフォンが 囁いた
「どうせ君は変われないよ」
「そうだね」って頷いては
私は馬鹿な子どもになりきっていた
(間奏)
「これが事の顛末だよ」
「君が知りたがった私の全てだ」
「さぁさ、君は私に何を望む?」
知りたがりの“彼女”は 少年の声で答えた
「ありのままの君が欲しい」
黒いヘッドフォンを 取り外され
耳に届いた“愛の言葉”
目を見開いて仰ぐ
“彼女”の表情(かお)になぜだか泣きたくなった
(continue?)
頚枷少女と身の上話
それはとある女子高生の身の上話。
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↓「前のバージョン」でページ送りです...【小説書いてみた】 神曲
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