ほらそこに見えるのはもう紅

「キライじゃない。」そうつぶやいたキミは
曖昧な空模様のように
少しずつ 少しずつ
遠のいていくの

雫は零れおちていくの
儚い思いみたいに
増えてくこの波紋はいつか
君に届くのかな?

"淋しい"とか"会いたい"とか
言えたら 傘もいらないのに

ほら
そこに見えるのは紅
染まる瞳に 涙
また一滴落ちていく
広がる輪はキミに届かない


もう何日続いているんだろう
鳴らない電話を見つめてる
少しずつ 少しずつ
苦しくなる

干せない洗濯物みたいに
乾かない想いを秘めて
ああ



"キライ"とか"好きじゃない"とか
キミを忘れる言葉探して
でも
"会いたいよ" "大好きだよ"
止まらないよ 
ねぇ お願い。


もう

私もきっと笑うから

ねぇ

遠くに行かないでよ

そう

まだつぶやいているの

ほら
そこに見えるのは暮れない

染まる瞳に 涙
もう 落ちることも無いよ
キミが傘を差してくれるから。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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秋雨前線

乾かない想い
ゆれる波紋と恋心
苦悩する乙女

閲覧数:73

投稿日:2010/02/16 13:41:23

文字数:465文字

カテゴリ:歌詞

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