嗚呼 嗚呼
君の声がもう聞こえない
嗚呼 嗚呼
何処に行けば
また君に逢えるのかな



揺らした鞄 あてもないまま
右往左往 津々浦々
想い出が有り過ぎて
空の色すら恨めしい
暑いあの日に買った氷菓を
一人占めして食べてみた
あらまこんなに水っぽっかったか
ゆらりゆらめく影法師

もっといっぱい伝えたいことが
あったはずだと積み重ねて
今度逢ったら また逢えたら
ふわりふわりと立ち往生

嗚呼 嗚呼
君の声がもう聞こえない
嗚呼 嗚呼
何処に行けば
また君に逢えるのかな
嗚呼 嗚呼
あの日僕が君のそばにいたとしたら
君はまだ僕の隣で
ずっと笑っていたのかな


帰りたくない 独りの部屋で
呻き喚いて 息もできない
転がる空瓶 踏み越えた
鞄揺らしてひとり旅
初めて頭を撫でてもらった街で
初めて手を繋いだ街で
ゆらりゆらめく影法師
今日はたった一人の影法師

きっと早くに気づいていたら
出来ることはあったはずなのに
今度逢ったら いつか逢えたら
いつかって一体いつだ

嗚呼 嗚呼
君の声も顔もかすれて朧になって
嗚呼 嗚呼
其処にいけば
また君に逢えるのかな
嗚呼 嗚呼
もしもの道が頭の中で分かれて消えて
隣に映る透けた横顔
瞬きの間に消えてた


嗚呼 嗚呼
嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
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寂寥

好きな誰かが死んだ唄です。
遺す人も遺される人も悲しい。

閲覧数:76

投稿日:2018/04/16 18:14:37

文字数:547文字

カテゴリ:歌詞

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