ウソじゃない妄想じゃない　どうしようもない、こんなもの、現状
「王」もない途方もない　　交渉もない、そんな凄惨辺境
用はない重要じゃない　投降もない、千の残響戦争
「No」はないもう脳はない　骸が積みあがった

過去は未来は　いまさら　そんなものでしょう
街は家族は　いまさら　こんな願望、辺境
僕はひたすら　殺した　千のカイライ、線上
君は気づけば　自分に潰された

耳鳴りが消えないんだ　亡霊が耳元張り付く
消えそうだこの自我　　立ってることにもツカレタ

ああ
そうじゃない　妄想じゃない　これがコレが　現実世界だ
解はない　ならしょうがない　堂々巡り　そう境界戦争
千の『詰み』　混迷の月　欠ける空が笑ってるようだ
天を裂く『皇帝の槍』　ボクら罪人だ　
そんなものだろう

こんなものいらなかったって　何度思ったんだ
何もない現実こそ代えがたかったんだ
呪ったあの時の悪魔の声が
ボクと非現実の境を壊した

過去は　未来は　
増えてく骸は　
声が張り付く　
消えてよ消えてよ

特性代償　残響戦争
こんなものいらなかったのに
ゼロ距離の暴走現実を
崩してよ　悪魔の声よ　ああ――

こんなもの消えてしまえ
地平線が崩れ落ちてく
こんな詰み　解けはしない
飲み込まれるセカイなんて

そうじゃない　妄想じゃない　これがコレが現実世界だ
解はない　ならしょうがない　堂々巡り　そう、境界戦争
千の『詰み』　混迷の月　欠ける空が笑ってるようだ
天を裂く『皇帝の槍』　ボクら罪人だ

――戻せない時計の針は
ボクを殺し尽くすだろう
おわかれの音が聞こえる　そんな気がした