翠(みどり)

1.
独り生きる檻の外へ
私はやっと解き放たれた
自由を知らず荒れていた
道を外れて生きてきた

私の手を引いたのは
とても真面目でつまらないヒト
困った顔で微笑んで
私と一緒に歩き出す

私は勝手に前を進んで
君は私を追いかけて
違う道と教えてきて
私のことを正そうとして

君は私の事を見ている
君は私を知ろうとする
だけど私は君のことなんて
ただの鬱陶しい人でしかない

それでも私が辛いときには
泣いてる私の前に立って
守ってくれた
そうか君はたったひとりだけの
独りぼっちだった私の友達

2.
或る日、君は切り出した
「こんな私に恋人が出来た」と
私は「よかったね」と
笑ってからかってたけど

だけど少し悔しかった
君のことを一番知るのは
私だと思っていて
あんな奴に取られるのは嫌で

自分の心を確かめるため
彼氏を作ってみたけど
それだけじゃ君への想いは
嘘付くことなんて出来ない


君は私の事を見ていない
君に私をもっと見て欲しい
そんなつまらない奴なんか捨てて
私にもっと構ってよ

「きっともう大丈夫」だからって
私のことを独りにしないで
“隣にいるよ”
いつか私を変えたその言葉
好きになってしまった恋の必然

C.
ずっとこのままじゃいけない
どこか遠くへ行こう
もう二度と君の顔を見なくて済むように
振り切りたい

3.
恋する君なんて見たくない
笑顔の君を見てると辛くて
からかって誤魔化しているけど
私は想いを閉じ込めたまま

もう一度手を引いて欲しい
誰でもない優しいその手で
知ってしまった
君の強さと優しさに惹かれ
私の“色”を変えた愛の倒錯

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

制作予定の歌詞

閲覧数:331

投稿日:2021/04/20 23:58:20

文字数:700文字

カテゴリ:歌詞

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