「city」


(1A)
物語の始まりは 多分
呆気ないほど 静かだった
いつからか知らない幕開け 動き出しては
守りたい愛しさが 零れ出してゆく

(1B)
目を離れ外れた夢の途中 気付けば
打ち捨てたはずで
忘れたはずの思い 瞼を開く
手に触れる色が こんなに綺麗と
弾く雫に揺れるライト
片手間のpizz.(ピチカート) 踊らされる鼓動

(1S)
雨の六月 サンシャイン
白いスカートに染み込んでいく
気まぐれな心も 笑って受け止めるから
涙も笑顔も 飾らず伝えてみて
いつか消えていく今日も
心の底にはきっと 私覚えてる


(2A)
風に脆く 過ぎて行く日々も
重なった塵は明日(あす)になる
掴んだ指を離して 流されて行く時間(いま)
守りたい愛しさが 零れ堕ちてゆく

(2B)
誰かを守る気持ちも 閉ざしたドアの底
眠りたい夜を
嘲笑うように咲いた青、紫
知ったはずの静けさは生温く
人のなくなった六畳で
そっと手繰り寄せる 深い黒い面影

(2S)
雨の六月 サンシャイン
零れる雫は 気に留めないで
寂しくて泣きたい時は 優しく迎える
温かい紅茶で 朝が来るまで話そう
少しずつ欠け落ちても
おかえりは いつも ここにあるからと

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

「city」

サンシャインシティ。
お隣の「sunshine」とは対になっています。こちらは男性目線。ちょっと時間軸は戻ってる。

よく見ると詩も対になっています。

閲覧数:121

投稿日:2021/10/17 00:02:41

文字数:526文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました