ミナトくんに謎の試練を与えられ、いつもと違う毎日になっていた。
そして私はミスに気づいた。
1週間を勘違いしていたのだ。
金曜日にミナトくんと別れたあと残り2日あるから大丈夫だと思っていたけど、土日を計算に入れるのを忘れていて月曜日で1週間経ってしまうからすでに試練に失敗していたのだ。
この1週間でミナトくんとたくさん話した。
ミナトくんは優しいし話していてとても楽しい。
だからミナトくんのことを好きな女子は絶対にいると思う。
なぜかそれがとても不安になる。
もしかして私はミナトくんのことが好きなのかな・・?

食事を終え自分の部屋に戻ったミナトはリュックからノートを取り出した。
ノートを開きあるページに書いた自分のメモを見つめる。
そこには端の方に「楓」と書いてあった。 

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春の楓(3)

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投稿日:2023/03/15 20:46:53

文字数:341文字

カテゴリ:小説

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