羊雲

風のやみそうな 午後6時の夕暮れ
肌にまとった静寂を破るように 靴音が鳴る

鈍く光ってるビルの鏡 早く帰れとママがせかす
曲がった背中 羊の群れ 猫はゴミ箱をあさっている

人のことを怖いと思ったのは いつからだろう
長いあくびをして 次々移りかわる
交差点を見てた

雲のように この街を見下ろせるのなら
ばかみたいに この心を広げられたら
高く高く飛んでいる 鳥は影をなくして
空につかまり迷ってる

ここで息をする それだけが全てだから
僕は今進む 人の肩をよけるように歩いて

ふらふらふらふらと 誰かが通り過ぎていく
自分のあり方や 髪型を気にかけてる
ふらふらふらふらと 誰かが通り過ぎていく
自分の冷たさに いつまでも気づかないまま

人のことを弱いと笑ってたのは いつからだろう
長いあくびをして 煙草浮かべて游ぶ
水たまりを見てた

雲のように この街を見下ろせるのなら
ばかみたいに この心を広げられたら
遠く遠く飛んでいく 鳥は影をうつして
空のかたちを描いてる

ここで息をする それだけが全てだから
僕は今進む 人の肩をよけるように

そして息をする それだけで何かが変わっていく
性懲りもなくわけもなく 信じるように歩いて

ライセンス

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【作曲募集】羊雲【コラボ募集】

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・歌詞の再編集・修正
・手持ちのボーカル音源の差し替え・調声
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※ただし、使用する場合は必ず作詞に「玄川静夢」のクレジット表記と、事前に使用用途のご連絡をお願いします(著作権を放棄しているわけではありません)。

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投稿日:2024/02/17 08:04:08

文字数:531文字

カテゴリ:歌詞

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