[1A]
他人(ひと)の付けた重さだけ
指針にしてた 壊れた秤
僕だけの宝物
載せて傾け 進めたなら

[1B]
流れ流され
冷えてくこの手の中
何が残る

[1S]
Ah…抱きしめていたのは
過去の僕 残り火の温度
すがる手は塞がり
後ろを向いたままで

[2A]
数字だけを積み上げた
この場所からは 何が見えるの
いつか見た澄み渡る
あの空はもう 見えなくなってた

[2S]
立ち尽くす 旅の途中
駆け出して 滲む道の先
指し示す心の篝火
気づいたなら

[3B]
迷いながら
ぬかるんでる足元
踏み固めて 先へ

[3S]
Ah…抱きしめていたのは
過去の僕 別れ告げ何も
持たぬ手は新たな
光を掴むために


-----------------------------------------------------
以下、ひらがな表記です。
※1 は→わ、へ→え、を→お、づ→ず、を発音に合わせて変換してます

[1A]
ひとのつけた　おもさだけ
ししんにしてた　こわれたはかり
ぼくだけの　たからもの
のせてかたむけ　すすめたなら

[1B]
ながれながされ
ひえてくこのてのなか
なにがのこる

[1S]
あー　だきしめていたのわ
かこのぼく　のこりびのおんど
すがるてわ　ふさがり
うしろお　むいたままで

[2A]
すうじだけお　つみあげた
このばしょからわ　なにがみえるの
いつかみた　すみわたる
あのそらわもう　みえなくなってた

[2S]
たちつくす　たびのとちゅう
かけだして　にじむみちのさき
さししめす　こころのかがりび
きずいたなら

[3B]
まよいながら
ぬかるんでるあしもと
ふみかためて　さきえ

[3S]
あー　だきしめていたのわ
かこのぼく　わかれつげなにも
もたぬてわ　あらたな
ひかりお　つかむために