今 私を取り巻く風は冷たく
身震いの度に 肩を抱いて
その苦しみから 逃れようとして

少し 一歩を踏み出せば
その温もりを 感じられるのに
白い光景に 流されて
君の胸には 届かない 思い

誘う月よ この気持ちは 何だというのだろう
星さえ見えない 歪な穴のあいた空は
私の不安を 振るい落としてくれますか

今 君が落とした鍵は儚く
拾い上げる度に 消えていって
その孤独から 守ろうとして

少し 歩調を速めれば
その吐息まで 感じられるのに
黒い町並みに 怖じけついて
君の胸には 響かない 言葉

誘う月よ この世界は 何だというのだろう
星さえ見えない 歪な穴のあいた空は
私の涙を 拭い去ってくれますか

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

十六夜月

随分と前に書いた、歌詞になることを想定して書いたものを書きなおしたものです。
もともとは駄文書きなのでどうしても文章が長くなってしまいます……。
イメージとしては相手へ気持ちのジレンマ。コントラストの中の迷走。
曲調とかはバラードになるんじゃないかなと。

閲覧数:88

投稿日:2010/07/30 01:18:27

文字数:309文字

カテゴリ:歌詞

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