──なんで今まであったことを知っているのーーっ!。4人はここまでの旅路で起きたことを[旅の手引き〜]が書いてあったので驚愕してしまう。
 確かに振り返えってみると、ミクとリンとレンの3人はフーガとバトルになってしまい、その流れで“奇妙な姿勢”をお互いにしていた。

「なっなんか、こっ恐いわよこの本。まるで、あたしたちのことを傍で見ているみたいじゃない!」

「ああっ…ガールの言うとおり……この本は、ぼくたちの傍に立っているみたいだ……」

 リンとフーガは旅の手引き〜について、道を拓く魂のヴィジョンのようなモノ感じていた。

「そうよね……私も、この本からグレートデイズみたいな魂を感じたわ……」

「みんな、幽波紋じゃないから!」

 他の3人が旅の手引き〜に対し、奇妙なモノを連想していたが、冷静沈着なレンだけは違うと論じた。ただ、レンも思うことがないわけではない。

「もしかすると…この本とジークレフに繋がりが、あるんじゃないかな?。ほら、フーガさんとのバトルのときに声が聞こえてきただろ?」

 その言葉の意味は、ボスバトル中に自分たちの脳内へ語り掛けてきた声のことである。

「そういえば、あったわよね…そんなことが……」

 リンがそう答えると、ミクとフーガの2人も『うんうん』と首を揃えて頷いていた。昨夜に聞いた声を思い出してみると……。

なりません……。
光りの聖者同士が争ってはならないのです……。
あなたたちは……繋がりをもっています……。
先人たちが残した…絆の繋がりを…………。

 と謎の声から言われていたのだ。

「あのときに言われた…先人たちが残した絆の繋がりって言うのは……」彼女は先人という言葉に思い当たる節があった。

「ヤングレディ……先人とは、ぼくらの親だよ……」

「それなら、ジークレフの持ち主だった頃のお父さんたちは、あの声のヒトと会ったことがあるのかな?」

 唐突にミクからでた台詞は、ある種の予感があるようである。あの声が言っていた先人たちこと、今この場に居るメンバーの親たちが、別のセカイへ向かったことがあるのではないかと思ったからだ。

「謎が深まるばかりだね…ミクちゃん」

 旅をはじめてから次々に見えてくる新たな発見は、レンに片方の眉を撫でさせていた。また、気がかりなことも増えたため、ソワソワしてじっとしていられない。

「そうだね…レン君……。こういうのって……まるで、なぞの音楽すい星よね……」

「ミクちゃん、なんでしれっとゲームの宣伝してるんだよ!」

 こうしてクエストを受けている途中のパーティーメンバーたちは、明日のために寝床へ就くのだった。
 新たな目的地であるイルヴァルス大陸へと着いた初日に、新たな出逢いと先人たちの軌跡が繋がっていた。
 それは荒野の町ランブルウィードに住まう、元騎士団長のメイも同じことであった。彼女もまた、故郷でジークレフを持つ者たちと出逢ったことにより運命の歯車が動きだしていたのだ。

 ──イルヴァルス大陸の二大国──

 フォレスタ・キングダムと魔導国家ジャッロの歴史の裏に光と闇あり。秩序と規律を護りし二つの国は、これから新たな負の歴史を刻むのかもしれない……。

この作品にはライセンスが付与されていません。この作品を複製・頒布したいときは、作者に連絡して許諾を得て下さい。

G clef Link 元騎士団長14

次話
https://piapro.jp/t/Aqu0

2020年3月9日という記念日に
ニコ動でプロジェクトセカイのお知らせが生放送してたんで
たまには、ぐらふぃコレクションも遊んでくださいって気持ちを込めました


と↑に書いてますか僕は
なぞの音楽すい星で遊んだことありません!

サイテーなヤツで すいません
なにぶんゲームはCS機派な人間ですんで(^^ )

閲覧数:101

投稿日:2020/03/11 23:18:59

文字数:1,345文字

カテゴリ:小説

オススメ作品

クリップボードにコピーしました